行ってきました! 台湾に その4

5日目は緑島に行きました。

台湾に来てから5日目の7月26日(火)は朝から、台東沖の「緑島(リュィーダオ)」に渡った。船で1時間弱だが、揺れることもあるらしい。それで、私たち7人は乗船前に酔い止めの薬を飲み、ことに臨んだが、結果的には船はまったく揺れることなく、緑島に着いた。
下船後、グラスボートに乗った。船底の両サイドがガラスで水中が見えるようになっている。船が出てしばらくすると、急に海底が深くなり、熱帯魚や珊瑚が次々と見える。ウミガメにも遭遇した。
40分ほどの海中散歩を楽しんだ後は、いよいよスクーターを借りて、島内約20㎞を1周することになった。私自身は原付に乗らなくなってから20年以上経っているので、運転できるか不安があったが、借りたスクーターの調子も良くなく、安全運転をせざるをえなかった。


上の写真は最初のビューポイントの灯台。とにかく好天に恵まれ、青い空と碧い海が感動的だ。
ところでこの緑島は、もともと政治犯流刑地であった。今は刑務所ではなく、人権記念公園になっているとのことだ。
左の写真は、「小長城」というところから撮った海岸の様子。青い空と碧い海が広がっている。こんなきれいな景色を見たのは初めてだ。







今回の台湾訪問最後の夕食は、教会のWさんのご招待で「原生応用植物園」の中にあるレストランで鍋をご馳走になった。鍋というと、日本では数人で一つの鍋をつついて…といったイメージであるが、ここでは「全自助式」、つまりセルフである。鍋は写真のようにひとり一個ずつセットされ、IHで熱する。材料はいわばバイキング方式で自分で好きなものを持ってくるのだ。ここでは「植物養生」を謳っており、薬草類を含め植物系はこの植物園で採れたものだ。
最初は味付けに不安があったが、やがてそんなことは吹っ飛び、おなか一杯食べてしまうほど、今回も大変おいしくいただいた。
食後は、近くの知本温泉に向かい、夜11時まで温泉に入った。一番動き回った一日であったが、この温泉で疲れは癒えた。
その帰りで見た星空の素晴らしいこと。大阪ではまず見えない天の川まではっきり見えた。